2007年05月26日

エリオ・モンディアルの誓い by kai

その日、黒い不審人物がやらかした。
仕事の都合でしばらく遠出していた恭也が帰ってきた時、彼は何時ぞやのエリオを拉致した時のスタイルで少女を連れ帰ってきた。
背嚢の口からピョコリと頭だけ出している格好は、見ようによってはかわいく見えるのだが、どう見ても誘拐ではないだろうか?良くて拉致?

さておき、とりあえずは如何したのか問い質してみると、
『拾ってきた』
と返ってきた。
直後、フェイトがとりあえずハーケンフォームで誘拐犯を切り刻んだが、それを責められる人間が居るだろうか、いや居ない。

しかしフェイトも色々と強くなったものである。
昔のままならば、アウアウと思考が停止してしまったのではないだろうか。子を持った女、母親という生き物は強い……十代の娘がその域に辿り着いてしまうのもなんだか物悲しいものがあるのだが。まあ、世の中には一桁で双子の親になってしまった、対仙術・仙術闘法の使い手も居るのだし、実の子でないだけフェイトのほうがましだろう。
ちなみに、恋愛、結婚、出産という青春?のイベントをスルーしてしまったフェイトだが、エリオが独立する前後にそれを取り戻すこととなる。相手に関しては詳しいことは言えないが、いい歳こいて恋愛経験皆無のクセに子育ての経験だけは豊富な男であると言っておこう。同時に、恋愛経験はそれなりにあるのに縁談までいけない友人に恋愛、結婚以前にその漢ッぷりからそのような対象として認識してもらえない友人、彼女らと一悶着ある。この時、赤毛の勇者の奮闘で世界が救われた。

拉致された?少女が涙目で自分はやっぱり邪魔なんですね、等と言うので少し冷静さを取り戻す。
復活した誘拐犯からより詳しく聞くと、
『拾って保護したけれど、帰るあても行くあてもないということなので連れて帰ってきた』
ということである。
説明の肝心な所を省略していた。

結局の所、フェイトが少女、キャロ・ル・ルシエの保護者となった。
恭也では、保護者となるには色々と問題があったのである。

この状況、一番影響を受けたのはエリオである。
恭也から御神の理、護る為の力と言うものを教わっている。だが、エリオの立場からそれを意識することが出来なかった。
そもそも、師である恭也はエリオがかつて夢想するほど強くないことは一応知ったが、それでも護れる類の人間ではないことは直感的に理解した。だいたい、世界が吹っ飛んでもひょっこり現れそうだとエリオは感じていた。
ではフェイトならば……エリオは彼女の模擬戦等を見た、一言で言えば天変地異。どうやって護れと。無理、無理無理、盾にすらなれそうにない。

そんなエリオにとって、キャロの存在は自らの剣の理を理解する、いや初めて護るという意志を意識させる存在であった。

彼女を護りたい、彼女の笑顔を護りたい、そう誓った。

ここに、エリオは御神の剣士への足がかりを得たのである。


数年後、メガフレアを自在に操るキャロが居た。
恭也はエリオに一言、
『女は強い』



色々と原作無視しているような気が……
ところで私、恭×はや派でユノ×フェイ派だったりします。
posted by TRASH BOX at 22:59| Comment(10) | TrackBack(3) | 三次創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このサイトで恭×はや見て以来
恭×はやしかありえないと思ってるんですがw
StSではやての相手が見つかったりしてもはやては恭也の物だ〜〜〜!!!
Posted by 無童 at 2007年05月26日 23:11
>ところで私、恭×はや派でユノ×フェイ派だったりします。
マジですか、趣向と実力は関係ないのね。

まぁとりあえずこの家族楽しすぎるな。
駄目亭主に現役バリバリな母、妹魂になりそうな兄、子犬かと思ったら竜な妹。
この一家だけで楽々事件解決。
Posted by 00 at 2007年05月26日 23:27
>対仙術・仙術闘法の使い手
元ネタが分からない

しかし恭也が拾ってきたのにフェイトが育てるのか
すでに夫婦じゃんこいつら
Posted by シヴァやん at 2007年05月26日 23:42
>対仙術・仙術闘法の使い手
電撃文庫のDADDYFACEかと

このサイトの恭也は(いい意味で)何でもありですねw
がんばれエリオ、周り自分より強い女性ばっかだけど超がんばれ。そんな君だからSS聞いても殺意感じないんだ
あとアルフの奮闘に乾杯
Posted by SMP@ at 2007年05月26日 23:57
>>対仙術・仙術闘法の使い手
>元ネタが分からない

電撃文庫の『ダディ・フェイス』ですな
新刊、いつ出るんだろ・・・
Posted by R at 2007年05月26日 23:57
しゅークン……っ!
確かにダディフェイスは新刊が楽しみでなりません。
赤毛の勇者の部分でアドルを思い浮かべたのは自分だけではないはず、と思いつつ、女は強い、という恭也の実感10割の台詞に涙。そうだよなぁ。強いもんなぁ……
Posted by 熟成 at 2007年05月27日 00:55
エリオ少年の御神の剣士化が着々と進行中w
良いですね、こんなほのぼのも……
…滅茶苦茶ネタ被って泣きそうですが…やっぱ、皆考える事は似てるんだね…(TT;

>赤毛の勇者の奮闘
やば、私もアドルしか思い浮かばないっ…やっぱりこれはエリオ少年の事?

>『女は強い』
とらハは男<女がデフォですからねぇ…
特に、ここの恭也はDW三次時点ではその傾向が強いしw

>対仙術・仙術闘法の使い手
クズ流かっ!
あれ、結構マイナーなのかなぁ…面白いよ?オススメw
Posted by kagura at 2007年05月27日 07:11
 成程、この流れからいくとエリオとキャロは双子役ですな。それにしてもこの面子だけで、犯罪組織に立ち向かっても余裕そうな姿が幻視できるのが怖いなぁ。
Posted by パッサッジョ at 2007年05月27日 15:51
感想ありがとうございます。

無童さん
お母さん属性を持つはやてには恭也しかいない!!

00さん
イベントが絶えません、この家族。

シヴァやんさん
無自覚夫婦ですから。

SMP@さん
ここの恭也ってある意味無敵ですよね。
エリオ君には努力が似合う。

Rさん
新刊……まだかなぁ

熟成さん
恭也は無駄に苦労してそうですからねぇ……

kagura
ネタ被りは、仕方ないですよね。お互い同じ材料を使っていますし。
赤毛の勇者は無論エリオ君です。紫の子がいらん事言ってえらいことになったんです。
男は尻に敷かれてるぐらいがいいんじゃないでしょうか。

パッサッジョさん
パーティーとして見ると、戦士、盗賊、魔法使い、僧侶。バランス取れてますね、魔法使いは戦士としても使えますし。
Posted by kai at 2007年05月27日 21:02
>対仙術・仙術闘法の使い手
原作者のHPで二次創作が書かれていて、あまりに多くて別サイトに分かれたり、
そこでも派閥やら数が増えてきたやらで、三次創作隔離HPが作られたりとか、混沌としていた時代を思い出した。

てか、よくも貴様ら俺に原作者のサイトで処女作にして2次創作連載していた恥部を思い出させてくれたな(´・ω・`)
もう、かれこれ5年以上前か。。。

ハッ あの時とこのblog状況が似ているかもっ!
Posted by at 2007年05月28日 15:33
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女性は神様です
Excerpt: 色々なプレイを楽しんだあげくに報酬が貰える、もういうことなしです。。。。
Weblog: わいせつ先生
Tracked: 2007-05-27 00:21

逆のダッチ人形!
Excerpt: 色々と命令されて人形みたいに扱われるバイトを発見した!ヤバい(笑)
Weblog: NYようすけ
Tracked: 2007-06-01 11:18

四日で50マン(笑)
Excerpt: オタクのドウテイキャラのフリして入ったら、やりまくりのもうけまくり(笑)
Weblog: 林田
Tracked: 2007-06-03 21:48
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