2007年06月30日

小さな少女‘達’との一日 by kagura

「ふぅ――済まないな?」「あ、いえ…それより、大分御疲れのようで」

 いや、それ程でもないさ…
 ちょっとした用事でハラオウン家に寄り、その足で昨日呼び出された場所へ向かう
 ………今回は生贄をつれて
 いや、断れなかったんだよ……断じて俺は悪くない
 断らせなかったはやて嬢が悪いんだ

「それにしても、随分急ですね…なのは、どうしたんですか?」

「さあな…こっちも呼び出された身だ。何か心当たりは?」「いえ、全然」「そうか…」

 本当に、済まないなユーノ君……弱い俺をどうか赦して欲しい

「八神家に急いで来るようにって…有給残ってたから助かったけど」「そうだな…」

 先日のシャマルさんの騒動から4日…昨日は、シグナムとヴィータ嬢が帰ってきたはずだ
 ――――はぁ
 声には出さず、心の中で溜息を一つ

「所で恭也さん?」「どうしたユーノ君?」「どうして今日はこんなに優しいんですか?」

 ………………

「何を疑っている?」「いえ、別にそうでは……」

 ちっ…無駄に最近勘が良いな

「最近なのはと何かあったのか?」「え?あ、いえ――むしろ、何も無い?」

 …………そうか
 何で今日は、こんなに空が青いんだろう?

「ところで、最近仕事の方はどうだ?」「そ、そうですねっ――まぁ、順調では?」

 疑問系かい

「そろそろ、本当に職員増やして欲しいですね…」「そうか…」

 よし

「今度手伝いに行こう…人数引き連れて。一週間くらいローテーション組んで」

「えっ!?ど、どうしたんですか恭也さんっ!?なんだか今日、ありえないくらい優しいじゃないですかっ」

 ふ……

「今まで何度も何度も何度も…迷惑を掛けたからな」「きょ、きょうやさん…っ」

 そして、今回も……な
 まったく――少し優しい言葉を掛けたくらいで人を信用してはいけない、ユーノ君

「ああ、ついに恭也さんがマトモになってくれた……」

 おい

「まったく、そう言う事を言うもんじゃない」「あ、スイマセンッ」

 なに

「気にするな」「そ、そうですかっ」

 後で泣かすから







 それから10分後、俺とユーノ君は八神家の玄関前に居た
 ……なんでだろう?呼び鈴を押す指が震えて…呼び鈴を押せないや。はは… 

「どうしたんですか、恭也さん?」「いや、なに――どうもしない」

 は――落ち着け、“あの人”の扱いはもう覚えた。
 この前のような失態はもう二度と―――そうだろう、タカマチキョウヤ?

「よし、逝くぞ」「何故そこまで気合を入れてるんですか……?」「気のせいだ」
「いや…違うでしょっ!?」

 気付いたか?だが、遅い…呼び鈴を押す

『はーい』「ああっ!?凄い嫌な予感っ!!」「最近、勘が冴えてきたな…野生に戻ったか?」
「元から野生じゃないですよっ!?――朝から感じた悪寒は……」

 そう

「いらっしゃい、恭也さん、ユーノ君も」「ああ、おはようはやて嬢」「…………?」

 どうしたユーノ君?

「朝の挨拶くらいしたらどうだ?」「あ、あぁ…はい。おはよう、はやて」「ん、おはよっ」

 不思議そうだな?

「どうしたユーノ君、“何も無いのが不安”か?」「――――――やっぱり」

 がっくし項垂れるユーノ君を見ながら

「で、今日は何の用だ?意味も無く平日の朝に呼んだりしないだろう?」「やっぱり判る?」

 判らいでか

「これでも、それなりの時間を嬢と過ごしているからな」「へへへ…そうやね」

 うむ

「あのー……」「昨日はシグナムたちが帰ってきたのだろう?それ関係か?」
「やっぱ、お兄ちゃんは勘が鋭いなぁ」「誰がお兄ちゃんか…」「恭也さんっ」
「だったらリインに爺呼ばわりさせるな…一時期非常に困ったんだぞ?」「そっか」
「まったく……」「すいませーん…」

 む?

「どうしたユーノ君、知らない仲でもないんだ。先に上がっていて良いぞ?」「ソ、ソウデスカ」

 何を泣いてるんだ、君は

「どないしたんやろ、ユーノ君」「偶に彼は、良く判らないからな…」
「あは…恭也さんに言われたらお終いやな」「…そんな事は無いと思うが」「せやね」

 どっちだ

「それで?今日は何の用だ?」「いやー、久しぶりに恭也さんの顔が見もとぉなってな?」
「変な言い訳はいい…またシャマルさんか?」「んー、それにはもう結構慣れたねん」

 それはそれで嫌だな…

「相変わらず可愛いよ?」「そんな事はどうでも良い……」

 本当に

「で、昨日シグナムは何をした?」「確定かい…」「違うのか?」「いや、そうやけど…」

 まったく

「上がらせてもらうぞ?」「せやね…リビングにどうぞ」「ああ……」

 ヴィータ嬢やリインの話だと“殺られた”らしいが、どれほど壊れたのか…

「ザフィーラは?」「“無事”や、リインとヴィータもな」「そうか…」

 無事、か………
 シャマルさんは?…聞きたくないな、色んな意味で

「帰って良いか?」「お茶くらいは大丈夫やろ?」「………………そうだな」

 出来れば、そのお茶も勘弁して欲しいのだが…

「ごめんな、恭也さん?」「なに、気にするな――妹の可愛い企みだ」「そっか?」
「そう言うものだ……はぁ」「そこで溜息かいっ!?」

 だがなぁ

「兄は色々と大変なのだ、妹よ」「むぅ…」

 はぁ……

「やっと来たのか、黒助」「む…おはよう、ヴィータ嬢」「ああ、話したのか?」「まだや」
「そっか…さっきユーノが逃げたんだけど、見なかったか?」「こっちには来てへんよ?」

 逃げた?

「どうかしたのか?」「気にするな…」「気にしたら負けやで…」

 それが今日の“本題”か…
 最近、こんな予感ばっかり当たってる気がする…

「どうかしたか?」「……いや、なにも」「そうか……ご愁傷様」「マテ」

 おい

「どう言う意味だ?」「…細かい事は気にするなって」「いや、」「女の子に嫌われるよ?」

 いや、それは別にどうでも良いんだか…

「早くリビングに来てくれよ。手がいくつあっても足らないって」「せやねぇ…」

 ???

「またシャマルさんが何かしたのか?」「……そんな所だよ」「……そうか」

 一番見た目小さいのに、何故一番年上に見えるんだろう……?

「頑張ってるな…」「撫でんなっ!」「照れへんでも」「照れてないっ!!」

 何時までたってもこの反応は…

「相変わらずだな、ヴィータ嬢は」「どう言う意味だっ!!」「なに、気にするな」
「いや、それは厳しいんとちゃうかな…?」「だーーーーっ!!」

 しかし……

「今度は何をやったんだ?まだ元に戻ってなかったと思ったが…」

「今回のは…まぁ、元に戻ってなかったから……やね」「そ、そうか…」

 どう言う事だ?

「いいから、手を退けろっ!!」「むぅ…丁度良い高さなのだが」「――潰す」
「あかんあかん、ヴィータ落ち着いてっ」「まったく…」「溜息吐くなっ」

 はぁ

「相変わらず楽しいな、八神家」「そう?それやと嬉しいけど…」「嬉しくないっ!!」

 溜息を一つ吐いて

「では、御開帳や」「そうか…期待せずにおこう」「ま、無理だろうけどな」

 そうか…俺も、そんな予感がある

「ユーノ君は?」「逃げた――あ、ザフィーラが見つけたみたいやね」「そうか……」

 この家から逃げられないと何故理解できない、イタチ小僧

「シャマル、シグナムー…恭也さん来たでー」「シグナムもか?」「今日はそっちが本命だ」

 …………………………

「言い忘れてたが、俺今日仕事だから」「残念っ」「そんなどこぞの侍みたいに言わなくても…」

 ………………あれ?

「来ないぞ?」「恥ずかしいんやろ」「…恥ずかしい?」

 どんな状態なんだ、紫

「ヴィータ嬢?」「聞くな…頼むから」「そ、そうか…」

 まぁ、自分達の将が変な事になってるなら、触れて欲しくは無いわなぁ…

「生きてはいるのか?」「それだけが救いだ…」「…??」

 ふぅん…

「済まないな」「いや、何故そこで謝罪する?」「………ごめんな、恭也さん」「嬢まで…」

 おい

「今日もまたシャマルとシグナムの子守、お願いな?」「待てや」

 あれ?
 シャマルと“シグナム”の子守?

「何でだ?この前しただろ?」「だからもう一回や」「嫌だ」「あ、恭也さんっ!!」

 ぐぁ

「足に抱きつくなっ」「ほら、シャマルも懐いてるし…」「誰にだって懐くわ、この幼女は」
「ユーノは凄い事になったけどな」「す、凄い事…?」

 どうなったんだ、あのイタチ

「あそこまで徹底したオス扱いは――多分黒助なら腹を切る…」「何があった……」

 というか、無事かユーノ君?
 連れて来ておいてなんだが…スマン

「きょうやさん?」「ん――――――――――なんでもないぞ、シャマル嬢」
「「葛藤長っ!?」」

 五月蝿い

「シグナムはどうしたんだ?…見えないが」「隠れてる」「かくれ――?」

 何故に?

「あー……凄い恥ずかしがり屋さんやもんなぁ」「はい?」

 すまん――あれ?

「シグナムって、そんなキャラじゃなかっただろ?」「前まではな……」

 あー………なんだか凄いデジャヴ…

「今日はユーノ君では駄目か?」「駄目だろ…」

 何故……

「恭也さん、今日は何して遊びましょうかっ?」

 にぱー

「―――――――――――――――」「帰れるか?」「………………………かえれる」

 帰れるともっ

「じゃぁ、帰っていいけど?」「い、いいのか?」「ああ」

 そうか…

「本当に帰るぞ?」「だから、“帰れるなら”帰って良いって」「む…むぅ」

 じゃあ

「か、帰るんですか…?」「…………………か「帰って良いって」………っ」

 何故か床に両手を着いて降参ポーズorz
 その両肩を優しく叩かれながら……

「ありがとな、恭也さん」「済まないな、黒助」「違う、違うんだ……」

 俺は、違うんだ……違うんだよ、信じてくれ―――
 そう――俺は、他人に不安そうな顔をされるのが嫌なだけだ…そうなんだ
 だって、御神の剣士だから…

「シグナムー、黒助が遊んでくれるってよ」「………………やはりかっ」

 ああ、床を見詰めている目を前に向けれない……
 気付いたら、リビングに気配が一つ増えていた…凄い嫌な予感

「ほ、本当か――きょうや?」「……………誰だ?」「判るだろ?」「判らん」

 というか、判りたくない…

「ほら、現実を見ろって――「現実なら見とるわ」――前を見ろって」「それは断るっ」
「おいっ!?」「高いー」

 乗るな、ちびっ子二号…

「あ、うちもー」「嬢もかっ!?」

 まったく…

「意地でも前は見ない気か?」「それが俺の正義」「んな正義ドブにでも捨てろ」

 酷いっ!?

「大丈夫だって。……ザフィーラは鼻血噴いて倒れたけど」

 所詮はケダモノか

「ユーノはびっくりして逃げたけど」

 あいつ、身も心も小さいな…

「リインは?」「まだ見せてない…楽しみだろう?」

 鬼だ…この小さい姉貴分は鬼だ……

「また今回も?」「今回は黒助が助っ人連れてきてるから3人な」

 だが

「まぁ、こっちも1人増えて2人になってるけどな」「…………嘘だ」「嘘じゃねぇって」

 嘘だ…ユーノ君の意味ないし……

「…………きょ、きょうや?」「不安そうな声で鳴くな、紫」「やっぱ、判ってんじゃん」

 あ……

「さっきのはノーカンで」「恭也さんの背中、広いなー」「わー」

 座るな、ちびっ子……

「…………なんだ?」

 肩を叩くな

「諦めろ」

 嫌だ、俺は断固拒否の姿勢を崩さんぞっ
 さっきははやて嬢に言ったが、こうなったら話は別だっ
 自分に活を入れて

「断るっ」「ふーん」「そ、そうか……」

 泣きそうな声で言うな、紫……っていうか、やっぱり声が少しいつもと違うよな
 いや、本当少しなんだけど…

「きょうや…その……」

 不安そうな声も禁止な?

「その…な?私も…きょうやと遊びたいのだが………」

 床についていた腕が折れた
 完敗だった……誰か、俺を殺せ。殺してくれ………
 頭から床に落ちながら、そんな事を思った俺を誰が非難できるだろうかっ







 数分間、ココロの中で色んなのと戦った後(世間体とか見栄とか理性とか)顔を上げると

「きょうや…大丈夫か?」「…………………………」「気にするな…お前は悪くないから、な?」

 下手な慰めが心に痛い……痛いっ
 なんだその凄い心配しました、って顔はっ 
 騎士甲冑まで小さくなってるし…ある意味シャマルさんとお揃いか

「そうだ――俺は、悪くない…」「自己暗示かよ」

 うるさい

「それで…その、きょうや?今日は忙しいのだろうか?」「…………い、忙しい」「そう、か…」

 だ、誰かっ
 ユーノっ、ユーノとザフィーラは何処だっ!!

「なら、しょうがないな。シャマル、きょうやに迷惑を掛けるわけにはいかない」
「そんなことあらへんよ?ね、恭也さん?」「ですが主…きょうやが困ってます」

 いたっ、なんか色々な物が痛いっ

「凄い罪悪感に襲われてるし…」「あ、ザフィーラ…ネズミは外に捨てんと」「ネズミじゃないよっ」

 あ

「イタチ小僧――貴様、敵前逃亡は死罪だぞ?」「なんでさっ!?」
「敵っ!?私敵!?」「あー、ちゃうよシャマル……恭也さんっ!!」
「………ゴメンナサイ」

 お前が逃げるから――逃げるからっ
 子犬ザフィーラの口に咥えられたイタチを掴み、揺する

「ちょ――あんた、鬼かっ」「俺の為に死んでくれ」「真顔でっ、言うなっ」

 と言うか、俺の精神安定の為に死んでくれ……
 そのまま数分揺らし続ける…この悲鳴聞いてると、凄い和む……

「良い感じにグッタリしとる…」「大変だな、あのチビイタチも」「イタチ、じゃ…ない」

 まだ元気だな

「それで恭也さん、今日も任せてええかな?」「………しょうがない。ユーノ君も居るし大丈夫だろ」
「何を基準にっ!?」「リインも居るんだろう?」「それに、今日は土曜やから午後から帰ってくるから」

 それなら、良いか…決して屈したわけじゃないぞ?

「良いのか…きょうや?」「―――――今日一日だけだがな」「そ、そうかっ」

 にっこり

「「…………………………」」

 ………

「ユーノ君、無事か…っ!?」「――はっ!?きょ、恭也さん無事ですかっ!?」「あ、ああ…」

 取り合えず、意味も無く――そう、意味も無く視線を逸らして天井を眺める
 手の中のユーノ君は庭を眺めている

「頑張れよ、黒助」

 すまん、もう負けそう…







 さて、と
 はやて嬢と、ヴィータ嬢、ザフィーラを送り出した後
 幾分落ち着いた俺とユーノ君(人型)はリビングで膝を合わせて作戦会議をしていた
 シャマル嬢とシグナムにはリインを起こしに行かせている

「俺の為に死んでくれ、ユーノ君」「作戦会議でも何でもないしっ!?」

 失敬な

「これから俺が生き延びるプランを考えるんだろう?」「違いますよっ」

 そうか……

「しかし…今回もまた、厄介な……」

「どうも、シャマルのあの笑顔にシグナムが耐え切れなかったらしいですよ」

 そう、か…

「それは、仕方がないな…」「そうですね…僕も、逃げるので精一杯でした」

 飲まされたのか…あの笑顔で…シャ○印……
 シグナム――すまん、バカだろお前?と一瞬でも思った俺を赦してくれ…
 アレは耐え切れないわ…うん
 というか、全部取り上げたんと違ったんかい…

「先日はリインとシャマルのお世話をしたらしいですけど、どうしたんですか?」

「まぁ…家の掃除をな。時間潰しに」「今回もそれで?」「どうだろう…」

 つい先日したし、子供は掃除嫌いだし……なにより

「前回はそれで最終的には完敗したからな…」「そ、そうですか……」

 うむ

「そうだな…」「良い案が?」「ああ」

 任せろ

「リインにシャマル嬢を。ユーノ君にはシグナムを任せる」「…恭也さんは?」「帰って寝る」
「ちょっとっ!?」「………俺はロリやペドじゃないんだよ…君と一緒にしないでくれ、淫獣」
「普通に暴言吐くなよっ!?」「気にするな、いつもの事だろ?」「日常にしないでくださいよっ」

 難しいヤツだな…

「何のために今日呼んだと思っている?」「って、やっぱりなのはが呼んでたって嘘かっ!?」
「今頃気付いたのかっ!?」「そこは驚く所なんだっ!?」「遅っ!?」
「人の純情を弄ぶなよっ!」「まったく…騙されやすいぞ、ユーノ君」「騙した本人が言うなっ」

 はぁ

「溜息っ!?」「あ、お爺さんっ!!」「む――リイン、無事か?」「なんとか…」

 そ、そうか…

「見たのか?」「はい…朝起きたら増えてたんですが!?」「ああ…俺も驚いた」
「おはよう、リイン」「あ、ユーノさん。おはようございます」

 ふむ

「二人は?」「もうすぐ来ますよっ、それでは、今日はお願いしますねお爺さん」「まてや」

 逃げんな

「鷲掴みにしないで下さいー」「リインも、だろう?」「リインは用事がーーー」
「似たもの同士だ…」「失礼な」「失礼です」

 あ

「それよりも、「リインー?」「ぁぅ…来ちゃいました」どうしましょうか?」

 しょうがあるまい

「ハラを決めよう…」「そうですね…」「なんで僕まで…」

 ふっ

「一蓮托生だ…ユーノ君、コレを」

 ツッコミの友、未使用のスリッパ(緑)をユーノ君に渡す

「この中の誰かの意識が飛んだら、これで叩け。手加減はしなくて良い…あ、リインには優しくな?」

「こ、これが――」「そう、リイン達の最後の生命線です……」







 地獄だった――まさに、この世の地獄……

「ユーノ君っ!!」「いった―――ここまで強くっ!?」「油断は禁物だっ」「はいっ」

 どこの師匠だ、恭也

「お爺さんっ!」「ぶぁっ!?」「ご、ごめんなさいっ!?」「き、気にするな…」
「うわ…鼻にモロ……」「大丈夫か、きょうやっ」「あ、ああ…」「もう一発?」
「いらんわっ」「どうしたの、ユーノさん?」「い、いや…見てたら僕も鼻が…」
「大丈夫――?」「そ、そんな近付かないで下さいっ!?」「どーして?」
「あわわわわ――――ぐはぁっ!?」「油断大敵――」「の、ノドが――」

 スリッパで喉を突くな、恭也

「リイン――しっかりしろ、この前の二の舞になりたいのかっ!?」
「ゴメンなさい、お爺さん――でも、でもっ……」「リイン?」「―――――」
「ちょ、リイン!?」「あたっ…はっ!?ち、違……肩に乗りたいだなんて…」
「「またかっ!?」」「今日は乗らないの?ほら?」「ぁぅぅぅぅ……」
「負けるなっ」「頑張って、リインっ」「どうしたんだ、二人とも?」
「「…………殺ったっ!!」」「あだっ」「いっつー…」

 時には相討ち

「僕もう、ここで死んでも良いかも…」「おいぃぃぃ!?」「ユーノさぁぁん!?」

 一人欠け…

「きょうや、大丈夫か?」「マウントとりながら聞くな………………」
「お爺さんっ!?ああ――良い笑顔で目を閉じちゃ駄目ですよっ!!」

 気付いたら二人欠け…

「お腹空きましたねー」「そうだな、主はまだかな?」「もう少しですね」

 ようやく、昼になった







「ただいまー」「お帰りなさい、主」「お帰り、はやてちゃん」「良い子にしてた?」
「「はい」」「そっかー」

 いや、はやて嬢?君、小学生だよな?
 何でそんな子供を撫でる姿が板についているんだ…?

「恭也さん達は……無事みたいやね」「「「なんとか…」」」

 紙一重だった…今回もありがとう、友よ

「スリッパ拝んでどないしたん?」「「「気にしないで下さい」」」「は、はぁ…」

 これは同じ死線を潜り抜けたものにしか判らん連帯感だな…

「いまご飯の準備するからなー」「あ、御手伝いします」「ええよ、恭也さんに遊んでもらっとき?」
「鬼っ!?」「????」

 何を言ってるんだはやて嬢っ!?

「御疲れ様です、恭也さん」「ではリインは御部屋に戻ってますねー」

 う、裏切りっ!?

「では、きょうや。一緒にテレビでも見よう」「ですねー」「ユーノっ!?後で覚えておけよっ!!」
「ああ、自由って素晴らしいなぁ……」

 絶対泣かす。というか、殺る……

「恭也さんも大変やねー」「シャマル、もう少しそっちに詰めろ」「えー」

 えー、じゃありません

「離れろ――暑苦しい……」「きょうや、失礼だぞ?」「そうですよー」

 夏だぞ?汗出るわ…

「しっかし、今日は暑いねー」「確かにな…」

 熱いというか、蒸し暑いというか…

「元気だな、二人は…」「ウチはー」「………三人は」「そうだな」「はいっ」

 はぁ……

「今日は素麺でええ?」「異論は無い」「涼しそうですね」
「手伝えなくてごめんなさい、はやてちゃん」「気にせんでええよ」

 ゆったりとした時間にテレビを眺めながら――

「なんや、家族みたいやね」「母親が凄く若いがな」「確かに……うぅ」

 何故にそこで悔しがるか…

「恭也さんは年上と年下どっちがすきー?」「知りません」

 まったく

「年下だろ」「ですよねー」「なんで!?」

 酷い……







「ふぅ―――」「美味しかったよ、はやて」「ご馳走様です、はやてちゃん」
「ありがとうございます、主」「お皿は運びますねー」「御粗末さまです」

 少し遅めの昼食を摂って一息つく―――ああ、疲れた

「うわ、お爺さんがお爺さんみたいです」「…どんな爺だ、それは」

 はぁ

「今日は暑いな」「せやねー、シグナム、シャマル、リイン、一緒に水のお風呂入ろっか?」

 水風呂か…

「良いなぁ」「涼しそうですね」「良いですねー」「はいですっ」

 乗り気だな、

「淫獣は俺が見張ってるから、楽しんでくると良い」
「ちょ!?さり気に変な名前で呼ばないでくださいよっ!?」「??????」
「本気で不思議がる所じゃないですよっ!?」

 そうか?

「いつもクロノくんからそう呼ばれてるかと思ったが…」「勝手に事実を捏造しないでっ!?」

 ふむ…

「このスケベなイタチは――「違いますよっ」……気難しいヤツだな」

「そ、そんな問題っ!?」「違うのか?」「本気で聞き返さないでっ!?」

 まったく

「こんな調子で引きつけておくから、ゆっくりして来い」「「「はーい」」」

 うむ、良い返事だ

「なんで僕、悪者役なんですか?」「そう言う星の下に生まれたんだよ、きっと」
「嫌な星だなぁ…」「そのうち良い事あるさ」「……元凶の癖に」

 まぁな

「無事かっ、黒助!!」「む…」

 ヴィータ嬢か

「おかえり、嬢――にザフィーラも一緒だったのか」「…疲れてるな」「判るか?」「ああ」
「ユーノ、無事だったか?」「ざ、ざふぃーらさん……」「泣くほど辛かったのか…」

 むしろ、死にたい……

「はやて達は?」「風呂だ、一緒にどうだ?水風呂――涼しいぞ」「そか…じゃ、また後でな」

 うむ

「なんだ、はやて嬢に合わせて帰ってきたのか?」「ああ、お前らがあまりに心配でな」

 そうか

「ありがとうございます、ザフィーラさんっ」「ふむ…早く帰ってきて正解だったか?」
「そうみたいだな…ユーノ君にはまだ早い世界だったようだ……」

 若いな

「それで、調子はどうだ?」「それなりだ…もう大丈夫だろう」

 皆帰ってきたし…ふぅ

「子供の子守は疲れた…」「ですね…一番元気なのがリインですし」「そ、そうか…」

 ああ、狼に愚痴る俺達って……

「大変だったようだな」「判ってくれるか?」「あ、ああ…」







 それから数十分後

「ふぅ――気持ち良かったー」「それは良かった。何か飲むか?」「むぎちゃー」
「私もそれで」「だ、そうだ」「僕っ!?」「俺は茶菓子を用意する」「……それなら」

 しかし

「シグナムは?」「着替え中」「?????」

 そんなに長く掛かるものか?
 まぁ、女の身支度は時間が掛かるからな…

「しかし、」

 ちびっこいのを見ながら

「戻る気配無いな…」「ですねぇ」

 何を他人事のように

「なんでこんな変な薬を?」「いえ、疲労回復の薬のはずだったんですが」

 さいですか、麦茶を飲みながら

「あ、あるじ……」「あ、着終わった?」「はい…ですがこれは……」

 ん?

「どうしたシグナム、入ってこないのか?」「だが、きょうや…」

 どうしたんだ?

「うちの買い溜めておいた可愛いヤツ選んだんよ」「そ、そうか…」

 可愛いやつ…か

「よし、俺はもう帰る」「まだ昼過ぎやで?」「それでもだ…」

 だって、嫌な予感が……おいこら、犬。足に縋り付くな
 なんだその目は…なに?置いていくな?嫌だっ――離せっ、このっ

「なにしてるん?」「気にしないでくれると凄くありがたいっ」「そ、そうか」
「恭也、頼む――残ってくれっ」「嫌だっ、離せッ」

 えぇい、暑苦しいっ

「醜い…」「だまれ小僧」「こぞ――はぁ」「お爺さん、何をやってるんですか?」
「運動だっ」「後生だ――後生だ恭也っ」「し、知るかっ」

 離さんか、いぬっ

「最近アルフの視線が怖いのだっ」「それこそ知った事かっ」「一人では無理だっ」
「弱音を吐くなっ――それにユーノ君が居るだろう!?」「数になるかっ!!」
「お、ちょ――ザフィーラさんっ!?」

「もー少しくらい静かに出来へんの?」「「「はい……」」」

 そう注意されて、各々座る俺達…
 くぅ……帰るタイミングを逃してしまった

「ほら、シグナム入っておいで?」「ですが…そのぅ」「似合ってますよ、シグナムさんっ」
「だが…こんな少女の服は、自分には……」「可愛いのに」「笑えるくらい似合ってるって」

 いや、笑ったら駄目じゃないのか?
 ポンと、乾いた音を立てて小僧が消える――

「まてや」「ちぃ…」「今日はやけに狡猾だな、小僧」「見逃して恭也さんっ!?」
「俺がそんな男に見えるか?」「見えません」「即答か…ユーノ、お前は……」
「はぁっ!?」

 まったく…

「駄目な男だな、君は」「離してーーー」「ザフィーラ、噛み砕いても良いぞ」「ああ」
「ちょ、ちょっとーっ!?」「うるせぇぞ、チビイタチ」「その呼び名は止めましょうよっ!?」

 勿体無い

「良い名前なのに…」「どこがっ!?」「全部」「ぜんぶっ!?」「むしろ120%?」
「100%オーバー!?」「やっぱ楽しいね、ユーノ君は」「芸人の鑑ですね」
「違っ――芸人違うよっ!?」「ほら、楽しいで?入っておいで、シグナム?」「うぅ…」
「ぼ、僕ダシ!?」「使ってもらえるだけありがたく思え」「鬼っ!?」

 そんな事は無い

「ほーら、恭也さんも待ってるよ?」

 いや、別に?

「そ、そうなのか?」

 そこで聞き返すな…なんで顔が赤いんだよ、

「うわぁ……」「リインっ!?」「あたっ――はっ!?ありがとうございます、お爺さん…」

 何、気にするな…

「ほーらっ」「ちょ、ちょ――主っ!?」

 焦れたのか、遂に背中を押しての強制出場。
 ―――――――取り合えず、手に握っていたユーノ君を落とした

「やはり、その――似合わない、か?」「そんなことあらへんて、な、恭也さん?」

 なんと言うか…可愛らしい服だった。
 うん、最近の小学生はマセてるなぁ…と思うくらいには可愛らしい。
 というか、シグナムがそんな服装するはず無いから可愛らしいというか――
 そのでっかいリボンがヤバイとか、ニーソってなんだニーソって―――とかっ

「あたっ!?」「無事ですかお爺さん」「―――――はっ!?」

 きょろきょろ周りを見渡して

「た、助かったリイン――」

 本当に

「ま、間に合いましたか…」「あ、ああ――危なかった」「何の漫才や、二人して?」

 漫才だと?

「ユーノが逃げたぞ!?」

 はっ!?

「待ちやがれ小僧っ!!」「いやだぁぁぁぁぁぁああああっ」

 ちぃ、油断したっ

「ザフィーラっ!」「応っ!!」

 二人掛りっ
 一気にリビングを横断して退路を塞ぐ

「残念だったな?」「う、うぅ……」「さぁ」

 その首を鷲掴みにして

「きょうや――その、似合わないだろう?」

 何で俺さ?
 ねぇ、何で?
 取り合えず、直視しないように周りを見渡してみる――援軍は居なかった
 ザフィーラですら目を逸らしてるし…
 あれぇ?

「やはり、その――主、私には…」「ああ、そんな泣かんでええって―――」

 その目が告げていた――褒めろ、と
 いや、褒める事事態は良いんだ。良いんだよ?
 でも、な……直視はちょっと勘弁願えないだろうか?

「「「「――――――」」」」

 駄目か。というか、八神家の女性陣は一致団結かっ!?
 俺は、ロリやペドじゃないはずなんだがなぁ……

「似合ってるぞ、シグナム」「何処を見ているんだ、きょうや?」「空だ」「ここ、屋内」

 なんだ、その迷子の子供のような声は……
 なぁ、ユーノ君。何で死んだフリなんかしてるんだ?間が持たないんだが……

「きょうや――その、一思いに言ってくれると……う、嬉しい」

 だから、何で泣きそうな声なんだ?
 それはアレか?俺に言わせたいのかっ!?

「おじいさん?」「「きょうやさん」」「黒助、お前ってヤツは…」

 いたっ!?何か色々痛いっ!?

「はぁ――――」

 大きく息を吐いて、

「ふぅ――――」

 大きく息を吸う

「似合ってるぞ、シグナム。ああ、可愛い」「――――そ、そうか」

 ――――――――――――

「お爺さんっ!!」「はあ!?」

 いったい――俺は一体っ!?

「ふぅ――すまないな、リイン」「いえ、大丈夫ですか?」「ああ――いつも迷惑を掛けるな」
「そんな………あ゙」「どうし―――――」

 それは熱い――熱い、殺気

「きょうや――お前と言うヤツは……っ」「何故にっ!?」

 ちょ、ちゃんと褒めたよなっ?

「天罰や」「ですね」「自業自得だな」「ごめんなさいー」「南無」「南無ぅ」

 テメ、ケモノコンビ――後で覚えてろよっ!?

「レヴァンテイン!!」『Schwertform』

 おい、デバイス使えるのかっ!?
 あ――――――

ズデッ

 こけた

「「「―――――――」」」

 まぁ、いつもと同じ大きさなら、そりゃ重いわな……
 誰も喋れない…空気も重い

「い、いたい……」

 両手でおでこを押さえてるのは中々にツボを心得てるな…
 ふ――――

「大丈夫か?」「いたい」「ぶはぁっ」

 涙目かっ!?

「そ、そんなに痛かったか?」「いたっ痛いっ!?ザフィーラさん、牙、牙がぁぁぁあああ!!!」
「あ、すまん」「軽っ!?」

 はっ!?

「ち、違っ――お、おれは……」

 そんな、紅くなったシグナムの頬とか、額とか――

「きょうや……」

 何故そこで俯くか…?

「そんなに見られると、恥ずかしい………」

 おいぃぃいぃぃいいい!?

「衛生兵!?衛生兵っ!!」「はーい」「んな、軽いノリの衛生兵は要らなねぇ!!」
「酷いっ!?」「うわ、恭也さんが壊れた……」「良くもった方じゃね?」「ですねー」

 そんなこんなで、今日も八神家は平和である……
posted by TRASH BOX at 01:18| Comment(27) | 三次創作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ヤバい、ヤバすぎですよ!
ユーノが輝きすぎ!やっぱりユーノはいじられてなんぼですね(ヒド
あと、ロリっ子シグナムの涙目&紅くなったほっぺとデコ……いい(鼻血大量放出中)
Posted by たわしX at 2007年06月30日 02:57
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんて言うか恭×フェイのフェイトとは違うベクトルで萌えるな〜。
こっちのは特に進んでいったらとてつもなく危険な感じがするのがなんともはや(苦笑

ロリシグナムがくるとは聞き及んでましたがまさかシャ○までもがいまだロリだとは・・・。
しかしかわいいなーロリシグナム。
でもやっぱり成長するとノン・エア・リーダーになっちゃうんですよね〜。
今回はうまく言葉にまとめられないので一言にまとめたいと思います。
・・・・・・・・・・はぅ〜、かぁわーいーよー。おもちかえり〜(マテ

淫獣?・・・・・ああ、出番があっただけでマシなんじゃないんですかね?
Posted by J at 2007年06月30日 03:27
 ………よくもこんなハライソな作品できましたねぇ。あやうく魂が持ってかれるところじゃなかったですかww 一寸えいえんを探しに行ってましたよ。
 単品じゃなくダブルで襲来は卑怯ですよ。これがもとで獣2匹とお爺さんが道外さなければいいんだけどってもう無理ですね(酷)
 次回の更新も楽しみにしております。
Posted by パッサッジョ at 2007年06月30日 07:39
戦えば勝つ御神の剣士がこれほど追い詰められるとは、やっぱイラストって凄い

1+1が2にも3にもなる好例ですね。某中将も認めざるをえないでしょうw
「戦争は数だけじゃなったよ兄貴」

次回も楽しみに待っています。
Posted by 濁みーん at 2007年06月30日 08:37
ごふっ!
くっ…
想像以上の破壊力だ…
危うくシグナムちゃんにもってかれる所だった…
大丈夫、俺はロリ(コン)ではない!(…筈 orz)
Posted by 月 at 2007年06月30日 08:50
なんだこのシグナムの破壊力は?!
Posted by 通りすがり at 2007年06月30日 09:00
この流れでユーノが可愛いと思える俺は多分頭煮えてるかもしれない
……無限書庫の連中にとって有給ってかなり貴重なんじゃないか……?
使うヒマがないのをどこかの隊長が手を回したのかもしんないけど
やっぱり小さい子供は可愛いよね
でも遊ぶときは引き際を見極めないと体力持たないぞ黒助
「ところで一人だけ仲間外れってよくないと思わへん?」
「いや俺は別に」
「ザフィーラ……諦めろ」
「飲まないんですか?」
「い……嫌ならいいんだ。無理はよくない」
「……クッ、盾の守護獣ザフィーラ、逝きます!」
Posted by Pマン at 2007年06月30日 10:13
ふぉあーーーーーー!!!!
恭也を乗っ取ってシグナムを抱きしめたい!!
もう駄目だ今日はレポートできなそうだ
……あぁ☆が見える。
Posted by yashiro at 2007年06月30日 10:13
またしてもやりました(やられました?)ねw

今回のシグナム…
あえて、こう呼びましょう。
「ちびシグニャム」

なんだか、すっかりシャ○が浸透したようで…
嬉しい限りですw

次回作も楽しみにしております
Posted by 神楽朱雨 at 2007年06月30日 12:06
恭也がんばったけど今回もダウン。
幼女は危険だね。
StSの時期までシャ○印が残ってたら、なのはに飲ませれば一気にメインに返咲けるよ
Posted by 00 at 2007年06月30日 12:41
シャ○印の飲み物兇悪過ぎる……
……つぎ辺り、間違って恭也が飲んで恭也逆襲状態になるんだろうか?
いや、異次元妹ですら未体験ゾーンの無垢ショタ恭也に暴動起きそうですが……無差別に(ぁ
Posted by タロット at 2007年06月30日 12:43
あまー
Posted by at 2007年06月30日 13:30
南無

壊れてらっしゃるな皆さん
Posted by シヴァやん at 2007年06月30日 15:03
次の幼女化はエイミィorリンディあたりを希望。
Posted by at 2007年06月30日 16:27
畜生っ!
奴らは、奴らは化け物か!?
こんなかわい……

「もう、いいよな…」

「な? 何が?」

「俺、頑張ったよな?」

「何ゆうとるん、恭兄ぃ。まだ有給は残っとるんやで? 恭兄ぃだったら頑張れるウチらのところまで戻ってこれるだから頑張って? あともう少しやない」

「もう、ゴールしていいよね? 俺、頑張ったよね?」

「恭兄ぃ…」

「俺のゴール、ずっと目指して来たゴール…」

「わからへん、うち、恭兄ぃが何言いたいんか、わからへん」

「おれずっとがんばってきたから、もう、ごーるしても…いいよね?」

「まさか目覚めたんか? ほんまはずっと目覚めてて…うそや、うそやぁ」

「いつも(途中で皆が倒れていって)ひとりぼっちだったこのおやすみ。もういちどがんばろうってきめたこのやすみ。でもおれ、もういっぱいがんばったから…もう、ごーるしても、いいよね?」

「いやや、嫌や嫌や嫌やぁぁあああ」


         ごーる…



Posted by 現在発酵中(IN ペットボトル) at 2007年06月30日 18:00
ごめんなさい。
エラーが出て、何故か二回書き込んでいました
すいませんが最初の方を消しておいてくれないでしょうか?
ご迷惑お掛けします…
Posted by 現在発酵中(IN ペットボトル) at 2007年06月30日 18:06
畜生っ!
奴らは、奴らは化け物か!?
こんなかわい……

「もう、いいよな…」

「な、何が?」

「俺、頑張ったよな?」

「何ゆうとるん、恭兄ぃ。まだ有給は残っとるんやで? 
 恭兄ぃだったら頑張れるウチらのところまで戻ってこれる。
 だから頑張って? あともう少しやない」

「もう、ゴールしていいよね? 俺、頑張ったよね?」

「恭兄ぃ…」

「俺のゴール、ずっと目指して来たゴール…」

「わからへん、うち、恭兄ぃが何言いたいんか、わからへん」

「おれずっとがんばってきたから、もう、ごーるしても…いいよね?」

「まさか目覚めたんか? ほんまはずっと目覚めてて…うそや、うそやぁ」

「いつも(途中で皆が倒れていって)ひとりぼっちだったこのおやすみ。
 もういちどがんばろうってきめたこのやすみ。
 でもおれ、もういっぱいがんばったから…もう、ごーるしても、いいよね?」

「いやや、嫌や嫌や嫌やぁぁあああ」


         ごーる…
Posted by 現在発酵中(IN ペットボトル) at 2007年06月30日 18:06
うわあ、このシリーズ(?)好きです〜♪
ちびちびしぐなむ、見てみたいw
最初っから最後まで大爆笑させてもらいました〜。
次は恭也がちびちび化ですかねぇ〜w
Posted by みみみ at 2007年06月30日 18:59
はい、最初から最後まで大爆笑させてもらいましたw
持病が再発しそう;
私、こ〜ゆ〜お話は大好きです。
ちびちびしぐなむ、ぜひとも抱きしめてみたいw
次は恭也くんがちびちび化ですかねぇw
Posted by みみみ at 2007年06月30日 19:04
私もエラーが出て2回書き込んでしまいました;
最初の方を削除でお願いいたしますorz

Posted by みみみ at 2007年06月30日 19:05
ダブルですかっ!?
くっ、ダメだ! 奴等は「(精神)バリア貫通」属性持ちだ! 耐えられんっ!?
デバイス持てなくてこけるって……嗚呼、抱き起こしたいっ!! で、そのままお持ちかぇ(石化

「リンディさんが小さく→リリちゃ箱の妖精リンディさん」と連想。(幾ら何でもそれはマズイだろう?
「フェイトが小さく→アリシア(五歳?)」って妄想が。(いやホントそれはマズイだろう?

kagura師父が書く物は相変わらず致死レベルですね。GJです! 次回の犠牲者(?)は誰だ!? では(礼
Posted by 三上刻夜 at 2007年06月30日 21:10
とりあえず広告の『ザフィーラ買取』はザフィーラショタ化フラグか!?
…まあ実際にきたのはエリオ君でしたが。

それにしても恭也、もう諦めてしまえ。
ほら向こうで某邪神と戦った魔道探偵やら某よーいちろーが手をこまねいているぞ。

というか現在の周りの女性環境を考えればロリペドの称号からは逃れられんぞ?
Posted by surt at 2007年06月30日 21:50
タイトルに「達」と付いていたので二人同時にかと思いきや、シャマルさん直ってなかったのですね…。

シャマルさんも可愛かったですがシグナムさんはもっと危険でした。是非お持ち帰りしt(ry
凶悪ぶりに磨きが掛かっているのは気のせいですよね、kagura師父?w

今回はユーノも参戦でしたが盾にすらならず轟沈、ザフィーラも無理だろうなぁ…。

小さい子供が何かやってる姿は微笑ましいものではありますが、今回のこれは回避防御不可、致死効果つきですねw

とても面白かったです、第三弾も期待しています。
Posted by 東雲 at 2007年07月01日 01:30
うあぁ・・・。
前回のロリシャマルさんは耐えた(つもり)だったんですよ。
だから今回も耐えられると思ってたのですよ。

うん、無理だった。
ガード貫通してきましたよ。
不安そうな声とか、泣きそうな声とか、
おでこ押さえてる仕草とか、
極めつけに恥じらう仕草とか、そんなのには勝てないから!!

シグナムだからこそ、このギャップから生じる破壊力は凄まじ過ぎ。
kagura師父の思惑に巧く乗せられましたなぁ・・・。
でも・・・後悔はしてない。
Posted by アティ at 2007年07月01日 04:28
返事がない…
ただの屍のようだ…
Posted by ryukas at 2007年07月01日 17:53
間が空いてスイマセンですorz
昨日は仕事頑張りすぎてダウンしましたw

>たわしXさん
ユーのが出てくると(話の)尺が稼げるんですよねー(鬼
ちびシグナムのマイナスイオン効果はシャ○に負けないだろうと思う今日この頃w

>Jさん
成長すると退化するのは八神家女性陣の特徴?
……いや、そんな事は無いっ
はやて嬢とヴィータが居るじゃないかっ!

さて――いつロリ化を直した物か(マテ

>パッサッジョさん
ケモノの片方は道を片足分踏み外しているかもしれない(マテ
アルフさん最大の危機(違

>濁みーんさん
イラストの魔力の虜になった私
出張明けで今日も頑張って書きますヨー

>月さん
ふ――気付いていないだけで、貴方はもう負けているっ(違

>通りすがりさん
(ある意味)最強の騎士――それがシグナム(マテ

>Pマンさん
ユーノは可愛いよ?
イジられて居る時こそ彼は輝くのデス(マテ

ショタザッフィーもみてみたいと思う今日この頃…多分、ユーノ二世になりそうな予感ではあるが(オイ

>yashiroさん
いや、勉強頑張りなさい(^^;

>神楽朱雨さん
ええ、殺られました。即殺です。ですが後悔していない
むしろこれは誇れる事だと―――(マテ

ちびシグニャムとシャ○に勝てる存在は現れるのかっ

>00さん
そして恐らく、次回もダウン(マテ

ああ、番外編みたいな感じでロリなのは(stsver)も書いてみたいなぁ…(マテ

>タロットさん
ショタ恭也は多分書けない…多分、ね(マテ

>シヴァやん師父
むしろ、壊している――あの絵が(マテ

>名無しさん
ロリンディさんは激しく希望っ

>現在発酵中(IN ペットボトル)さん
まて、お前のゴールは何処だっ!?…とツッコみたい(ぉぃ
やはりお前は生粋のペ○だったのか、恭也っ!?

>みみみさん
ども、爆笑していただけたなら嬉しい限りw
次回も笑っていただけるよう頑張りますw

>三上刻夜さん
ちなみに、常時魂発動中でもある(ぉぃ
レヴァンテイン?アレは攻撃力2300(推定)から3100まで一気に強化されました(マテ

フェイトも番外編(stsver)でロリ化させてみたいものだ(コラ

>surtさん
恭也はNOと言える日本人を目指してるんです(違
ま、言うだけで口と体は別物ですがな(鬼

>東雲さん
最近の私は相当脳が病んでます(マテ
そして今回もまた、病んでました…これがヤンデレ?(激違
そろそろ、誰か私を止めて欲しい(ぉぃ

>アティさん
恐らく、防御行動の上からクリティカルで堕とされてしまったんですねorz
くっくっく…これでまた、仲間が一人…(ぉぃ

>ryukasさん
遂に死者まで出たかっ!?

総じて
すいません、仕事で出張してたんで返信遅れましたorz
昨日は昨日で夜中に起きたらアダルトヴィータの絵が掲載されてたんで寝ぼけて反応する始末…恐ろしい(違
今日明日は休みなんで、大量にSSを書こう(マテ
Posted by kagura at 2007年07月02日 08:18
・・・・・・・(死亡確認のため何も言えない)
恭也が羨まし、い?くない???
Posted by コウ at 2008年07月26日 20:30
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